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君に、退屈を、
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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「ここにあるもの」に触発を受けて書かれた)




 レザーのジャケットに雫が落ちるじゃない
 見つめるワタシは惨めながらも十全に満足してた

 怯えることのない逃亡者、信頼されてさえなかった裏切り者
 十字架を背負うことのない殉教者、存在の知られていないお尋ね者

 吐き気のするくらい素敵な恋だっていうのに
 こんなに観客のいないのは何故かしらん

 朽ち果てたベンチに念入りに座ったところで
 ちょうど終わってしまったの、ちょうどだったからよかったけど



 これはホンモノで
 感じてしまうことだったりもする
 欲求だったりもするけど
 触ってみては安心する



 二の句を継げないでいるだけのに
 無言の方はゆったりとソファに訳知り顔

 建造するのだけは苦労したシェルター
 安っぽいあなたのチェーンで守ってみせるの

 まっずいラザニアを食べながら口から伝う黙示録を聞いて
 ファミレスのガラスがミラーボール

 さっきまでこの世の終わりが来ていたっていうのに
 もう次の食事は何にしようかって話になってた



 届くことによってのみ
 対象になることを求めて
 あなただから
 そこにワタシを含めてもいいかな

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 言い訳をするように携帯を開く
 通信するでもなく、思いついた言葉を書き尽くしているだけだけど


 いつまで中二病を引きずってんだって話だけど
 青臭い人間は死ぬまで中二病患者だろうな


 神経症のような人間を差別しながら
 神経質な日々を何とかやりくりしてみる


 到底人生に価するような人間ではないけれど
 何とか生きてみてはいるよ、いぇえー


 大人だらけの集団で許されてみる
 言い訳を言う前に類推してはくれるよ


 好きなように生きてみたけど誰かに好かれたかった
 法則が存在するように


 誰も自分の思いに気づいていたよ
 笑顔でいさえすれば好かれて欲しいんだと理解されてた

 


 哀れみで許されてた、哀れみで許されてた

 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「過去と現在」に触発を受けて書かれた)




 それっぽくなる、買い被られた空
 溜息をつかせてるのは君じゃないけど

 そう伝えて君の心配を少なくするほど
 けして余裕がある状態でもない

 その大きなマナコには照準を合わせられない
 嘘だとバレていても薄情な証言者

 それは思索する哲学者の顔をしてみる
 全ての命題は既に提出されているのに



 全てが意味をなさない時の辛さ
 目の前にちらと映ったもの
 二人とも信じないだろう
 その先に何かあったとしても



 そうだと思っていた、期待していたのかもしれない
 だけど、キミの言葉だけは意味をなしてくれるんだ

 そういうところも嫌いじゃないとか言わないでよ
 こっちは自分のこんなところが嫌いなんだからさ

 その期待に応えてアジテーターになってみせようか
 中身のない言葉だっていくらでも喋れんだよ

 そうしないのは、けしてそうしたりはしないのは
 何故なんだろうね、もっと馬鹿言って笑わせたいよ



 そばにいてくれよ、誰も未来のことなんて
 燃え尽きる前には旅立つよ
 神のみぞ知るって感じだろうけど
 せめてそばにいてくれないか

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「さよなら」に触発を受けて書かれた)




 孤独には慣れた、とぶつぶつ誰も聞いちゃくれない独り言を黙読しながら、何かを見つめるフリをしてみたんだけど、ついついあの悲惨な出来事は何年前かとか数えだした途端、なんか悔しいぐらいに体中が痒くなってきてさ

 もうこっちのことなんか覚えていないだろうなとか思ってみるんだけど、こっちはこっちで君の顔の輪郭をなぞることすらも出来なくて、でも君に似ている人を見つけてしまうとついつい気になってフォルダに保存したり検索してどこの誰かを突き止めたくなってしまうんだ

 暇つぶしに眺めていた定期券の裏書きが、住んでいた街に連れていってくれないことを約束していて、それはそれは、何だか、なんだかなぁみたいな気持ちにはさせてくれたりして

 全部、実はフィクションとかもーそーとか屏風の中の虎だったんじゃね、とか片してみたらとりあえず胸のつっかえは取れるだろ



 君はウンと首を縦に振るが、こっちはそうじゃない
 止めてくれとか言っても無理に決まってるだろ
 さよならと言ってても、別れられないよ
 何でそんなこと言うんだ



 「花なんて嫌いだけど、君と過ごした季節を実感するためだけに毎日かえているのよ」っていう割りに、花の名前を思い出せなかったりしたら怒ったじゃないか

 共依存って言ってしまえばそれで済むのかもしれないけど、みんな他者の欠点を欲していて。それに一喜一憂しすぎているとは思わないか

 もちろん、人間のダメな要素を寄せ集めて煮染めて天日干しして結晶化したような自分はそんな状況が嫌いというよりもむしろ大好物だったりするが

 それをいつまでも胸の奥底にしまってたまに眺めやって愛でながら一杯やってほろ酔いになったりするようじゃ、いつまでも現実とよろしくやったり出来ないよな



 こっちが最高な日に限って、ローテンション
 理由を問われても、知ったこっちゃあないよ
 君はどっか行って欲しいみたいだけど、こっちは話したかったりする
 拒絶するモーションを無視してみたりは出来るんだ

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「夕方の虹」に触発を受けて書かれた)




 君が最後に残してくれたメッセージ
 今もまだ消せずに、毎夜ホットミルク代わりだよ

 ヒトが何かを失わなければ大切なものに気づけないとしても
 僕は君を失ったりしてはいけなかった

 都合良くディスプレイした妄想を
 現実がごっそりつじつまを合わせて回ってる

 その不在をものともせず想い続けてる
 消費するつもりは毛頭ないのに夢の枕詞になってる



 最悪の時こそ最高なんだ
 用意していない時こそ最悪だ
 クソみたいな言葉なんて知りたくない
 それをなぞる必要はないから



 止めた方がいいって言われた生活をまだ続けてんの
 止める人もとうとういなくなったから

 好きだった酒を用意するのはいいけど
 一向に飲んでくれないから二人分処分してるんだ

 どこにも出かけなんてしないのに
 憎たらしいことに行ってらっしゃいと画面は微笑む

 あの日にも降っていた雨が降っていた
 全てが申し訳なさそうに繰り返しているのだ



 言いたいことをぶつぶつ呟きたくない
 口角泡を飛ばして対象に金切り声
 素早い動きで逃げ出してみる
 最高な時は最悪なんだ

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「約束の場所」に触発を受けて書かれた)




 今日はうまくランディング出来なくて怒られたよ
 嫌なら辞めてしまえばいいじゃない

 着陸する寸前の、あのこの世の終わりの静寂は好きなんだ
 憎んでいるもののいい所を探してもストレスが溜まるだけでしょう

 助け船のアラームが鳴り渡る
 君は全てに火をつけて回ってしまうから

 より大きな炎に包まれてたりすると落ち着く
 何がぶつかったって、星には瞬きだ



 どうしてこんなに失ったんだろうか
 わからないと答えざるをえないけど
 だけど今夜は離れることはないよ
 抱きしめてくれるとマシになるんだ



 衛星を横目で眺めてるのが好きなんだ
 よく、よそ見するなって言われんだけど

 惑星だって感謝しているのに違いないよ
 存在理由をこんなにも明確に指し示してくれているんだから

 日陰に入っては安堵しているんだ
 誰の視線も届かないだろうからね

 ネガティブな気持ちを吐き出せない現状を
 疎ましくも愛おしくもおもってる



 無駄なことなんてないし、生きる価値はある
 天国なんてないから、星を見上げていようよ
 受け入れるために存在する一日
 全てに意味はなく、得られるものなんて何も無い

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「チガウカタチ」に触発を受けて書かれた)




 ただ適当に生きていたいだけなのになと言うと
 みんなそう思っているけど口に出さないだけだと釘を刺される

 誰よりも誰よりも適当に生きていたいんだよとつけ加えると
 ワタシも適当にあしらいたいんでしょうとツッコまれそうだ

 その心を探り当てた途端に隠し場所を変えてしまう
 いつまでも付き合ってあげるけど

 最後にはボクが口にした言葉を
 繰り返してしまうんだね



 物語には三種類ある
 ボクのと、キミのと、真実のとだ
 涙が器を満たしていくけど
 この音は後悔の奏でたものかい



 何かいいことはないかと、嫌いな言葉が口をついてでた
 予想通りに、ワタシではアナタを幸せにできないのと拗ねられる

 しっかりと今世で幸せにしてから次に行ってよ
 適当に生きたいから約束できそうもないな

 次もきっと不満ばかりぶつけてるんでしょうね
 キミはさっき、今すぐ幸せにしろって言ったんだろうに

 キミはボクに左右されて生きるのを嫌がるけど
 ボクを一番左右してるのはキミってことになってる



 物語を事情や子供の頃や青春時代に押し込もうとするけど
 見事に送り主のもとに戻ってきやがる
 感情を読んで電話しようとしてるけど
 これは軽く後悔してるのか

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「永遠」に触発を受けて書かれた)




 人は足りていることよりも圧倒的に、
 足りていないことの方を数えたがる、それはそれは

 朝日がこの上もなく素晴らしいことにだって慣れきって
 眩し過ぎることに不平をならべてればまだマシで

 今日は珍しくイライラしていないのかもしれない
 とりあえずは割りに合わないことをしなくてよくなったからか

 金魚鉢を移動させられいる金魚が
 空を飛んでいる空想をしているようなもんだ



 若くて怠惰な失敗だと
 女王のように着飾ってみても
 寸分の違いもなく
 愛することはできるさ



 ただ所有すれば偉大なのならば
 ただ、神がそういう存在なのに違いないよ

 ただ所有できなければ無能ならば
 ただ、僕はそういう存在なのに違いないから

 今日も、君が好きだって言っていた歌を
 歌詞も確認せずに適当になぞっていたんだ

 せめて、せめて今後一生、
 君の人生に関わらなければいいと願っているんだ



 若者たちよ
 今日起きたことを教えてくれはしないか
 ワインで安く酔ったりして
 頭の中をまさぐってんだ

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「」に触発を受けて書かれた)




 ちょっとダサめに生きていこうぜ
 胸を張って語れる過去なんてないし

 ジェルがいいかワックスがいいかなんて
 自分以外誰も気にしてやしないから

 馬鹿にされていても無視しようぜ
 QOLのLifeの前に「my」をつけてやれ

 目をつむって惨劇を見逃すくらいなら
 カフェインで胃に風穴を空けてやろうか



 誰も救われやしないだろう
 誰かれ構わず奴隷にされていく
 悲しいことに悲劇を共有してくれる人もない
 誰かの絞首刑を眺めていたとしても



 つまずいたことのない人間には
 石ころがどれほどありふれているかわからない

 それは他人の人生を生きられないように
 想像力は上手く出来ている

 悩んでいる暇はないのに
 愚かさを再認させられる

 過去を美化していこうぜ
 上手いことに酒だけはあるんだ



 居場所を手放すことなんてなかったんだ
 どちらかを選ぶべき時だ
 罪を贖う存在だけども
 とりあえず今夜は

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「またね」に触発を受けて書かれた)




 どうして表情を崩さずにいられるのと問われたら
 もう慣れきってしまったからと答えるしかない

 暇つぶしに読んでいる雑誌から視線も上げずに
 だけど、適度に好かれる程度には気を遣っているつもり

 いま後悔しないでいつ後悔するのって
 問われたところで君が去っていくことには変わりない

 ストレスを解消するためにより雄弁になる
 そのワガママを無視したらラインの外に追いやるのかな



 長い間、間違った付き合いだったけど
 当たらず触らずな感じになっちゃたのかな
 黙考した愛が闇で繁茂する
 情のせいで強く出られないよ



 形見だよと言って使い古しのメモ帳を渡される
 こんなものいらないと言いつつも受け取る

 遺書のように、死海文書のように
 葬り去っては記憶した

 触れたと思えば離れていくシャボンのように
 追うものではないのだろうという再確認

 これまで吐いて捨ててきた言葉と同じように
 感動したそばから忘れてしまうんだろう



 約束が何とかすると言われたけど
 そんなことはなかった、そんなこともなかった
 枯れていく花みたいだったけど
 愛を必要としていた

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