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君に、退屈を、
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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「」に触発を受けて書かれた)




 「チキュウガアオイノハシッテイルケド、ソレヲミタコトハナイワ」
 聞いて欲しいのか欲しくないのか、暗号のような存在感

 沈黙を守ってみせる世界には悪いけど
 それは不器用な探偵が食いっぱぐれまいと必死なんだ

 役者の冷徹さで傷ついた姿を確認した
 いくらも舞台に立つ機会があるわけではないというのに

 距離を感じるために理解をしようとしたわけじゃない
 精緻さを極めようとして諦めた哲学者の二の舞はゴメンだ



 全てを洗い流してしまおうよ
 若さが故に無知が故に犯した罪を
 何も新たになせることはないかもしれない
 せめて手を掲げていてくれよ



 くたびれたバンソーコーを剥がしてもいいかい
 生に対していつも神経が行き届いているわけでもないけど

 小学生のように好きな人を避けている
 その態度で気づいてくれないかなって

 言葉も使わずに関係を構築できたらって願うけど
 そこまで行くためには言葉に頼らなければならないんだぜ

 アキレスは亀に追いつけない
 何故なら、アキレスは亀に追いつこうとするからさ



 全てが霧消した時に名は変わる
 ついに帰還の時を迎えた
 手にしたものを取り返すんだよ
 衝動を我がものに

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 キミが愛するのは、過去ばかりだ

 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「合言葉」に触発を受けて書かれた)




 興味のないフリをするのにも慣れた
 最も興味のない人・オブ・ザ・イヤーみたいだ

 その服の背中に寄った皺を見つめるのだけで精一杯
 顕微鏡の切なさで全体を軽視する

 ボクに夢中だって思うようなときもあれば
 軽工業品のように惨めにベルドコンベヤに乗せられたような時もある

 気に入られるために無難な発言をしているのはどうかと思うけど
 その妥協のせいで幸せになっているのは否めないようなんだな



 誰かさんのために乗り越えてやるよ
 独りじゃないってことを気づかせるために
 いくらだって寂しくなれるけど
 二人で歌えない歌なんてあったっけかな



 酒を飲み過ぎたからって全てを覚えていないという
 そんな悲しいリセットボタンを押し続けるのは

 何でなんだろうな何故なんだろうな
 馬鹿にしているような時でさえ神々しい笑顔

 知りたくないよ、知りたかないけど
 二人だけの言葉を示せば満足する

 触れられないってことが重要なのかもしれない
 触れてしまえば終わるのかもしれない



 全てが瓦解して傷ついたとして
 孤独になって恐怖に満ちたと感じたとしても
 キミが独りじゃないっていうのは保証するよ
 独りなんかじゃないから

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「」に触発を受けて書かれた)




 寒いからと触れた手が
 何気なかったことをいいことに

 まだ人生に疲れちゃいない年下の子に
 馬鹿にされるぐらいには男なんだなと面白がっていた

 だが、そこからが問題なんだが、
 冷静に面白がれるギャンブラーと共に

 熱狂的に賭場から離れない博徒が情けなく共存してみせたりして
 これだから人生ってヤツは



 キミが頼むまでこんなことしたことなんてなかった
 まばゆい光が整えた舞台
 滑空してみせた照明に
 内なるそれが応えてみせるんだ



 過去の自分を見ているようだけど
 自分は変わらないと思うときもある

 過去と現在は絶妙に奇妙なあやとりをして見せ
 過去は執拗に盲目に未来の影踏みをして見せる

 初恋の時の無防備さで無関心を装う
 何時の世も片想いは気づかれちゃいけない

 酔ったことを認めない酔っぱらいのように
 容疑者の自白だけは得られないまま進行する不完全犯罪



 足し算では済ませられない重なり
 掛け算にも方程式に収まりきらないのなら
 物語になるのはいつもキミだから
 愛するがゆえに全てを結びつけてしまう

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「I feel the earth move」に触発を受けて書かれた)




 キミがいない日は馬鹿でいられる
 キミの前ではカッコつけていたいから

 舞台から降りてスポットライトから抜け出す
 演出家だって休憩を楽しめるだろう

 その存在が世界を色鮮やかにしたところで
 強すぎる刺激に両の目は耐えられそうにないよ

 「キミはボクを向上したいと思わせてくれるよ」
 映画のようには、このセリフは出てこないよ



 皐月の日のように煌めくキミの
 キミの肖像を眺めたときにさ
 そんな風に、そんな風に見つめられると
 我慢できるはずもないよ



 ちょっとの角度や気分で変わってしまう
 現実の愚かしさにしてやられている

 屹立した己を渇望していたが
 移ろいやすさをなし崩しで許した

 年々下がっていく自らへのハードル
 相も変わらぬ好かれたいという欲求

 キミとボクの見ている世界は違う
 何時まで経っても自明の真実が理解はできても咀嚼できない



 近くにいてこの名を優しく呼んでくれても
 心は素直に従ってくれそうにない
 そばに居てくれるだけで身震いするっていうのに
 世界はひっくり返りそうだっていうのに

つづれおり
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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「このまま」に触発を受けて書かれた)




 最終通告のように置かれたペットボトル
 こっちにとってみれば橋頭堡

 わざと倒してみればもっと近づけるかも
 視線を上げれば百戦が危うくなかった顔だ

 揺れ動くアイデンティティをつなぎとめようとして
 頑固にこだわってみせる若さを

 疎ましくも羨ましくも思ってみる
 その必死さは捨ててしまったんだよ



 その耳にも確かに聞こえているだろう
 雨がやってきてるんだよ
 きっと激しく降るんだろうな
 全てを洗い流してしまうぐらいには



 携帯を広げてるだけでアドレス聞いて欲しいのかなって
 思い込むくらいには一人相撲

 誰も真実の顔なんて知りやしないくせに
 馬鹿にされるのが嫌で口を開こうとしない

 無意味さをそのままで放置できるのが才能ならば
 無意味さに意味を与えようとするのが無能のなせる業

 その笑顔に意味を意味を意味を与えても
 ただボクにとって鎮痛剤になったものとしか、救いようがない



 不幸でいるのにも慣れたよ
 不幸でいるのにも慣れたっていってんだよ
 だったらいつになったらなるようになるのか教えてくれよ
 そう長くはないのは知っているだろうに

Hittin' the Note
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 青春は、それを青春とは気づけない

 同様に、幸せは、不幸は、絶頂は、奇跡は、偶然は、奇跡は、空白は、別離は、あれやこれやそれは、それと気づかれずに存在している


 その非対称性こそ美しいのだけど、真実はいつも滑舌が悪すぎて雲散霧消

 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「不安」に触発を受けて書かれた)




 イケてない日は情けなくキミを思い出すよ
 醜態をさらすことがなくてよかったってね

 無表情に慣れれば馴染めるのかい
 傷つくよりは馬鹿にされていたい

 キミが嫌ってみせた文字やパーツを愛でる
 世界は額縁の中にはなく歯車の軋む場所にこそあり

 全ては大体上手くいっていないものだ
 会いたいと思うことで何とか誤魔化しきるか



 もうダメだから連れだしてくれよ
 気晴らしになることでもささやいてさ
 成功することも惨めでいることもできるけど
 誰もが過去にはよそよそしい



 イケてない日は物欲しげにキミを思い出すよ
 もしいてくれさえすれば少しはマシだったかもしれないから

 全てに意味があると盲信するほど若くはない
 だけど他人が気に入らないことを言っただけで悪意と取るぐらいなんだ

 何歳か若かったら気に入っていただろうなとか懐古趣味を承知でとか
 言い訳をこれでもかと列記しては凡人であることを認めない

 同じような不安を抱えているかもしれないと思いやることすらない
 これでもないくらい独りよがりな人間が愛する人に愛されたがっている



 決まって残念な末期が待っている
 その時に初めて手にすることができるもの
 愛がうんざりするほど溢れているくせに
 叫んでしまう、叫びだしてしまう

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「アタシは」に触発を受けて書かれた)




 言葉だって上手く立ち回ろうとするから
 軽々しく冗談も言ってられないんだぜ

 二人の思いが釣り合った試しがないから
 バトンリレーによる片想いが続いていく

 神々しすぎてつい避けてしまう
 まるで嫌いな人みたいに扱ってしまう

 当たりハズレのない人生よりはいいと呟き
 その突拍子もなさに触れる空想でやり過ごす



 上手くいってるのかい
 どう考えても表情が曇ってるよ
 目をそらすように空を見上げた
 何かを切望してるのは見え見えだ



 更新されない旨みを怠惰って呼ぶのなら
 途方も無い目的のなさを冒険って呼ぼうか

 目的もなかった人生を着飾る
 空虚にデザイナーとモデルを兼ねて

 置き換えてみればできなくもない
 理解を無意味さを等価と慰めて

 重大さは主観によると酒臭い息で
 無難さと相手に責任を負わせる



 理解できたと思うけれども
 ひたすら願う日々がこないと思えば
 現実逃避なんてする必要はないんだ
 一緒に来てくれさえすればいい

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 (このエントリは「Mio&Rumy ~リスペクト紀行~」の「108」に触発を受けて書かれた)




 くすぐったそうに炭酸が透明になる
 その拘りのなさに嫉妬を感じなくもない

 言われるうちが花だって言葉
 言われなくなってようやく実感するんだよ

 バーに流れている小洒落たジャズに騙されかける
 泥臭く視界不良の人生には変りない

 自分は天才だって朝起きたときには言い聞かせるけど
 夜にはこの体たらくだ、夜にはこの体たらくだ



 たまには花の匂いもかぎなよ
 世の中にはまだ美しさが存在する
 永遠だって呼ぶ人もいて
 刻々と変わっていくのに



 上手くいっていれば流暢さに腹を立て
 上手くいかなければしてやったりと腹を立てる

 自分のせいと思えば、疲れているからと言い訳を言い
 他人のせいと思えば、粗探しに疲れも吹っ飛ぶのさ

 どうだっていい、どうなったっていいと思うくせに
 どうしたっていい、どういう結果が出てもいいとは思えない

 型にはまりたくないともがき続けていたのに
 ありふれた格言を吐くためだけの人生



 自らを見つめる時、事実は真実
 手に入れられずに羽ばたいていたとしても
 虚飾も本質も必要なんだって
 全てはそこにある、全てはそこにある

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