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君に、退屈を、
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 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「決戦」に触発を受けて書かれた)




 来世で謝ることにしたから
 今はほっておいて

 こんなに傷つくぐらい愛し合ったと見るか
 愛しているならそもそも傷つけ合わないと見るか

 他人のことを考えた時間を愛情に換算できるなら
 君を最も愛した人になれるかもしれない

 嫉妬心のなせる業か、時空のねじれか
 君に優しくする人まで憎んでいて何が何だか



 泣きそうな時は肩を貸してくれると言ったのに
 頼りにしてもいいよって言ってくれたのに
 寒風吹きすさぶ中で立っている
 来るはずもない君を待って



 着地点がわかってるなら苦労しない
 絵に描いたような視界不良だ

 わけもわからずに好きになって
 わけもわからずに憎んでいる

 過ちを犯すために生まれたわけはないが
 全てを手に入れられるわけではないと言い聞かされてるようだ

 この悲惨さを気に入っているかのように
 たまに美しかったりする瞬間を思い出したりする



 風を遮るものもないまま立ちすくむ
 そこにいてくれると誓ったのに
 いったいどこにいるんだ
 恐怖や疑問を取り去ってくれるはずなのに

I Remember Me
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 今回取り上げたのは、Alexi Murdochの「Someday Soon」という曲


 とある所で聞いて、シンプルでいい曲だなと思った

 シンプルな曲っていうのはシンプルな物言いと一緒で自信がないと表現できないと思う



 歌詞の中身は、自分が書いたもーそーと方向性が違っていて、父親を愛していていつか会いたいっていうもの

 確信はないけどなんか主人公は死にかけていて、死んだ後に父親と会いたいっていう内容なのかなと思う

 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「ねぇ…」に触発を受けて書かれた)




 明瞭になった途端に増す
 言うわけもないセリフが堅苦しい

 似通ったフィクションならいつでも泣けるのに
 現実は楽しむものではないってことか

 早く終わるようにひたすら祈ってる
 何がなのかははたして本人もわかってないが

 だだっ広い礼拝堂は世界と呼ばれて
 神という名の願望にしてやられてるんだ



 落ちていく夢を見てた
 音もなく進む世界
 痛いほど感じている喪失を
 音もなく現れた太陽



 それは単なる嫉妬と独占欲の賜物であって
 決して、けしてあれではない

 いつだって話し相手は過去と未来で
 現実なんて高嶺の花

 愛した人をこれでもかと傷つけて
 こんな人間と一緒にいなくてよかったでしょうと思う

 それは必然のもたらす孤独
 役立たずの一人芝居を止めるつもりはないんだな



 朝を迎えたら発つことにするよ
 語られることのない場所へ
 記憶が水位を増していく
 重荷を負わせてくれよ

Towards the Sun
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Alexi Murdoch
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 最近、めっきりエントリの数が減っているので、「もーそー」で取り上げた曲の解説でもやってみようかなと




 今回取り上げたのは、ミシェル・ンデゲオチェロの「Oysters」


 今まで、声に出して言いたくなるようなインパクトのある名前だなと思いつつ一枚もCDを買って来なかったミシェル・ンデゲオチェロだが、何となくジョー・ヘンリーがプロデュースした作品を全て買いたい気分になったので、彼がプロデュースした「Weather」を買ってみた

 何故か勝手に、彼女の音楽の方向性はファンクとかジャズなんだろうなと思っていたが、アルバムを一枚通して聞いてみるとロックやポップスの要素の方が多かった


 その中でもよかった「Oysters」を選んだのだが、まず最初に曲名を見て思ったことは「何で牡蠣なんだろう」ということ

 まぁ、心のなかにある壁というのを「牡蠣の殻」という比喩で表しているだけなんだけど、この曲を包む諦念と愛情という微妙に混ざり合った二つの感情は、この上もない美しさを放っている



 しかし、この曲はジョー・ヘンリーの曲っぽくて、実際にジョー・ヘンリー作曲かなと思っていたら、Benji Hughesという人の作品だった

 このBenji Hughesという人のデビュー作をキーファス・シアンシアという人がプロデュースしており、キーファス・シアンシアがジョー・ヘンリーの「ブラッド・フロム・スターズ」に参加している縁で曲提供が実現したっぽい

 ちなみにBenji Hughesは「Oysters」でピアノを弾いてもいる

ブラッド・フロム・スターズ
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 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「原宿ニ空ハ無シ」に触発を受けて書かれた)




 失うために生まれてきたわけじゃないが
 吸い込まれたブラックホールの月

 もう憎む人間しか気にしてくれない
 その中に自分がいたとかいないとか

 誰だって手に入れるものを手に入れられない
 そんなに多くを願った覚えはないが

 こんな風に生まれてきただけさ
 太陽が捕縛する余裕もないぐらい



 人々は変革について語り始める
 変革なんて起きないのに
 だけど、ボクのために変わることは出来る
 去ったりはしないよ



 誰かに見つけて欲しいと願った灰色の窓
 手遅れになってから全てが手に入ることなんてザラで

 そもそも何が欲しかったのかさえ思い出せない
 脚本を破り捨てる俳優の妄想をよくやるよ

 笑えるぐらい同じ線路をひた走る
 おもちゃを買ってもらえなくて拗ねてる子供と一緒だ

 その子供が現れる売り場にカメラでも用意してくれないか
 馬鹿馬鹿しいくらい同じ事を繰り返してるんだから



 流れ星に叶わぬ願いを託す人
 それが単なる隕石だってわかりきっているのに
 アナタが上手くやるまで待ってるけど
 上手くやれないこともまああるよ

ウェザー
ウェザー
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ミシェル・ンデゲオチェロ
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 そりゃ、卑屈で気分屋で自意識過剰で子供っぽい人間だから誰も寄り付かなくなるよなとか、度々じゃないな、よく思う

 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「黄砂に降る雨」に触発を受けて書かれた)




 公然の秘密ってやつか
 口にしない事で生きながらえた

 誰もが目にしているけど存在に気づきやしない
 それは下らない人生ってやつに似てやがる

 美しかった頃のことなんて思い出せない
 後悔はいつだってスロースターター

 うっかり解けた魔法
 シラフだなんていいながら酒臭い息



 あまりにも秘密めいているから
 かなり怖かったんだぜ
 何が問題だっていうんだ
 受け入れるってただそれだけのことが



 セルフパロディを再上演
 誰も望んでやしないのに

 ぶっ壊れている人間がぶっ壊れた世界を妄想するという
 そういう暴挙も許されているそうで、なんて素敵

 全ては無意味で、没交渉なくせに
 物欲しげな視線を送ることを止めようとしない

 君から問われれば真実を吐露すると思ってたけど
 いざその時になってそうはならなかったんだ



 真実に辿りつけないっていうだけで
 何故神秘性を増すのか、真剣さを増すのか
 強がってはみせるけど
 受け入れてみれば済む話なのに

RON SEXSMITH
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 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「仮面への選択肢」に触発を受けて書かれた)




 もうヤメなよ、あんなオトコのこと考えるのは
 眉間にシワを寄せながら活き活きとしてさ

 あんなにアナタを愛しているように見えた
 それが今は視線を合わせることすらしない

 いつも同じ過ちを繰り返してんだと
 痛々しさが愛おしすぎるわ

 報われないもののために生きるのも人生だけど
 アナタのように苛烈さを極めるほうが人生だとも思うけれど



 あなたが人生で一番最高の出来事
 これまで出会ったことのないぐらいの
 長いこと歩いてきて足もボロ雑巾
 けれどもあなたのことを信じているの



 どんなに声を張り上げたってアイツには聞こえやしないのに
 意味もなく反復する波のように

 誰だって経験したことでしょって
 それはそうだろうけどそれはそうじゃないんだろうけど

 たまに羨ましく思う時もある
 嫉妬だけで反対しているんじゃないかと思う時さえある

 宗教のようにさえ思えるその信仰が
 賛美歌さえ必要としない純粋さをみせるから



 無条件で喜ばせてくれる人よ
 背伸びする必要すらなくて
 この愛は色あせることもない
 あなたこそが最善の出来事だから

Gossip in the Grain
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 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「歴史」に触発を受けて書かれた)




 他人を軽んじてきた報いだ
 胃薬は決して免罪符なんかじゃない

 これまでも何とかなってきたんだ
 おびただしい数の他人と吐き気を引き換えにして

 何にだってなれると思っていたのに
 努力しなくても自分でしかなかった

 青すぎる空には手が届かないと決まっている
 誰もが手にしているように見えるのに



 以前に耳にしたことを
 信じたくはないんだろうけれど
 さよならが永遠じゃないにしても
 いつまでも一緒なわけじゃない



 俯瞰の視点で見ればたやすい人生を
 ほふく前進でいくのが醍醐味だとしても

 死地へ向かう凱歌を歌えればまだマシで
 ノイズキャンセリングでなかったことにされるのがオチさ

 簡単になかったことにされる軽薄な嘆息
 誰だって過去を憎んでいるから

 それはどうにかなったって可能性だし
 もっと良くなったかもしれないって未練だからさ



 孤独でいたとしても
 すぐに何とかするから
 また傷つくのを恐れていても
 それはけして別離なんかではない

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 (このエントリは「MIO~リスペクトワールド」の「疑問」に触発を受けて書かれた)




 何で、他の男と話すときのほうが楽しそうなんだ
 そうだね、そうだったね、勘違いしてただけなのに

 枯れ尾花を幽霊と見間違えただけの話しさ
 登場人物のいない推理小説ならば

 被害者もいなくて万々歳かい
 筆者に胃薬は手放せないけどね

 どこかで見た景色だ、しかも登場人物の一人も
 見覚えのある冴えない表情をしている



 きっとまた同じ間違いを犯すだろうから
 言い訳はくれても選択肢は与えないでくれ
 いつか真実が吐露されることがあっても
 いまは叫びそうになっているだけだよ



 考えたくないから避けるっていういつものパターン
 子供かっての、子供なんだろうけど

 ボクが避けていることで不機嫌になられるのも
 ボクが不機嫌でいるのに他の人間と平気で喋っているのも

 どちらも気に障る、どちらも気に障る
 結局、キミのために距離を置くとかいう言い訳を言いながら

 己が傷つきたくないだけなんだろう
 去ってくれるか、思い込んでいるように愛していてくれるかのどちらかを願ってる



 星がみすみす落ちるのを見てた
 正しい場所なんてどこにもない
 また眠れなくなって
 泥臭く引きずる感情

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