君に、退屈を、
僕は、あの日、いつもの一里塚で、待っていた
いつまでも、待っていた
人生は、儚い幻
人生は、空虚
彼に出会うまでは、そう思っていた
真理なんて、イタズラな微笑を浮かべた美女のように、ただ悩ましいもので、それを追い求めるのは、まるで、届きもしない天上の星に、手を伸ばすようなものだ(しかも、惑星への転送装置が出来たとしても、惑星は座標を変えていて、到達できはしないのに)
そういう風に、厭世的になることで、不快な満足感を、得ていた
しかし、彼は、幻を追うことの心地よさを教えてくれた気がする
だから、人は、星屑を欲しがるんだ
彼は、本当に、存在したのだろうか?
しかし、僕は、いつまでも、待っていた
頬には、いつしか、涙と呼ばれるものが、流れていた
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