真性引き篭もりを初めて知ったのは、数ヶ月前にmixiを始めて、「mixiとは何ぞや?」と思うに至り、様々なブログを検索し、偶然出会った「もしも戦国時代にmixiがあったら。」というエントリからだった
「mixiとは何か?」という問いはどこえやら、必死になって過去ログを読み耽る日々
最初の方は、延々、(さながらアンディ・ウォーホールの、マリリン・モンローやコカ・コーラをモチーフにしたシルクスクリーンのように連続した)DOTA allsatarsのプレイ記録が並ぶ
そして、ふと覚醒したように2004/12/27から、天才的なブロガーっぷりを発揮する
思索、詩作、他のブロガーに対する糾弾、読者との恋、時には下ネタなど
今現在、更新をチェックしているブログの中で、最も読むのを楽しみにしている
そういえば、shozandoさんのブログの中で、「一人の優れた作家の全盛期を読者としていっしょに駆けぬける・・・」というエントリがあったが、彼を作家、「真性引き篭もり」を文学作品と置き換えることを、時代が許容(彼のブログを読むにつけ、ブログは文学作品足りうるのでは、という確信とも疑問とも区別の付かない感情を抱く)するのならば、こんな天才と同時代を過ごせて全く幸せな読者である
最後に、たまに、そのブログのコメントで、「嘘言うな」的な言葉を吐く人がいるが、別にどうでもいい
そのようなコメントを書く人は、ブログに真実を求め、ブロガーは実名や身分証明書をブログに掲載しなければならない、と考える原理ブロガー主義者なのだろうが(彼が真実を書こうが、嘘を書こうが、「ブログを書く」という行為に対しては誠実だ)、彼はこんなにも我々をエンターテインし、狂喜乱舞させるではないか、それに何か不満があるのか?と思う
彼の偉大さに比べれば、こんなエントリなんか大河の一滴だが、今日は賞賛したい気持ちが収まらなかったため
ライアン・アダムズ は、アルバムを出すたびに、失恋がどうこう、ライナー・ノーツに書いてあるけど
失恋できないのならばアルバムが出せないんなら、どんどん失恋しろ
と、思いながら、痛みを発散するために聞いてた
ユニバーサル インターナショナル (2005-05-18)
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いつも、見つめる虚空の先にはsuperhero
休日の日に家族と出掛ける目的地の途中にある不気味な石油タンクの上にも
ありふれた退屈を青春と呼びたくなくて、嫉妬心溢れる無視を決め込んで眺めた教室の外にも
原因不明の病に伏せ、飛び降りた方がましかな、と思いながら視界に入った天井にも
superheroは人の形をしていなくてもいい
芸術、宗教、科学、概念、全てを統べる
superheroは卑近な存在でもいい
アイドルや下品なブログで、楽しませてくれる人でもいい
しかし、英雄は現れない
そして、自分は英雄になりえない
人間の多様性を認めるならば、superheroは必要ない
利便性を求める心に、コンビニのように簡単にsuperheroは登場する
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