酒を、一日中、飲んでいたい気分

　でも、酒を飲むと、傷口が、開いてしまいそうで

　あの子には、もう心を、明け渡さない

　だから、あの子を、消してしまう

　終日柄、笑っていた

　みんな、何て思ってるんだろうな？

　まだ、あの子と、話すらできない、と思ってるのかな？

　部屋の壁に、酔って空けてしまった、二つの穴

　これで、終わり

　ここは、終わり

　酒を、一日中、飲んでいたい気分

　でも、酒を飲むと、傷口が、開いてしまいそうで

　あの子には、もう心を、明け渡さない

　だから、あの子を、消してしまう

　終日柄、笑っていた

　みんな、何て思ってるんだろうな？

　まだ、あの子と、話すらできない、と思ってるのかな？

　部屋の壁に、酔って空けてしまった、二つの穴

　これで、終わり

　ここは、終わり

　全ては、

　全ては、こんな
気分

　君を、視界に入れず

　もーそーが、一日中、相手をしてくれる

　考えなければ、上手くいく

　だから、誰にも言わない

　だから、誰も触れないで

　月の縁側で

　燃ゆる惑星を眺めてみる

　肴は、昔話

　物語にするのも馬鹿らしい

　何も手に入れられない冒険譚

　そうじゃない

　怒りは、所有欲

　ストレスから、全力疾走で逃げ去る

　併走してくれる、不眠症の兎

　全ては、

　全ては、こんな
気分

　君を、視界に入れず

　もーそーが、一日中、相手をしてくれる

　考えなければ、上手くいく

　だから、誰にも言わない

　だから、誰も触れないで

　月の縁側で

　燃ゆる惑星を眺めてみる

　肴は、昔話

　物語にするのも馬鹿らしい

　何も手に入れられない冒険譚

　そうじゃない

　怒りは、所有欲

　ストレスから、全力疾走で逃げ去る

　併走してくれる、不眠症の兎

　耽溺、受容、呆ける、現実逃避、受容、恍惚、現実逃避、凝視、受容

　というわけで、忙しい

　というわけで、眠れない

　耽溺、受容、呆ける、現実逃避、受容、恍惚、現実逃避、凝視、受容

　というわけで、忙しい

　というわけで、眠れない

　正常が、正常であることを、受け入れられない

　喉を枯らす、それは、自己満足でしかない

　大声が、響き渡る

　それは、近所迷惑でしかない

　君が好き

　それは、迷惑でしかない

　君が好き

　それは、幻想

　君は、僕の事を、何とも思ってない

　君は、いつか身近な人になっている

　それは、自分が多くを望まないようになった所為かもしれない

　それは、君の話をいっぱい聞いてあげたからかもしれない

　それは、割り切った自分の態度に気づいたからかもしれない

　この距離感が悩ましい

　もう一歩踏み出せば君は去ってしまうのかもしれない

　ボヤは鎮火したはずだった

　現場検証も終えて、ホッとしていたはずだった

　ところが、燻りつずけていた火はいつの間にかバックドラフト

　呆ける人の顔色にも臆することなくタッチダウン

　放火魔はまだ企んでいる

　苦笑に次ぐ苦笑

　君への距離＝１パーセク

　こんなに、こんなだ

　君は鏡の中にしか存在しない

　目は潰れてしまう、その眩しさで

　君は会話の中にしか登場しない

　闇夜に浮かぶホログラフ

　君は本質から離れて偶像と化す

　余りにも過大な飛躍

　君は智恵子、君はナンシー・スパンゲン

　少なくともヨーコや、コートニーではない

　しかし、夢想していた日々も本当に終わり

　あいつが連れ去ってしまうから

　見たくないものは見ない